台湾在住 日本人妻レンレンと台湾人夫おべいちゃん

台湾在住2年|新婚半年|台湾高雄での日常や国際結婚のあれこれ

台湾人と結婚し高雄に嫁いだ私だから思う福原愛ちゃんと江宏傑さん夫婦の件

 

2021年3月衝撃的な報道が出ましたね。

 

福原愛ちゃん 不倫

江宏傑さん モラハラ

 

2016年に結婚し2017年と2019年には子供が生まれ幸せそうに見えていましたが、結婚5年目に離婚発表となりました。

 

報道が出た時に私は一つの記事が目に留まりました。

ある元宝塚男役で台湾在住の方が「台北ならともかく愛ちゃんが嫁いだのは南部の高雄、高雄ともなればもう中国語どころか台湾語が飛び交っていて、南に行けば行くほど閩南語由来の台湾語の使用率は高くなります。もう全然別の世界なんだよね。今でも昔ながらの考え方や伝統習慣にそって生活している人々ががっちり家族・親族と繋がっている」と発言したというものです。

 

何を隠そう私も台湾南部高雄に嫁いだ身・・・・

すごく考えさせられました。

 

そして、共感する部分もあります。

 

もちろん愛ちゃん夫婦の状況を私たちは知ることが出来ないから他者は口出しするべきではないと思います。

 

今日は私が台湾南部高雄に嫁いで感じたことを書きたいと思います。

 

台湾語(閩南語)を話す人が多い

北部に比べ、南部は台湾語(閩南語)を話す人が多いというのは事実です。

もちろん南部の人でも特に若い方は話せる話せないのばらつきはあります。

私の夫おべいちゃんは台湾語(閩南語)がペラペラです。

家族で話す時には台湾語(閩南語)を使います。

彼らにとって母語は中国語ではなく台湾語(閩南語)だと言います。

そして、中国語には感情的なことを表す時に足りない部分があると。

市場やスーパーでも会計時に台湾語(閩南語)で金額を言われたりします。

日常の中に台湾語(閩南語)が飛び交っています。

 

○どんな問題があるか??

会話に入れない

私たちは交際中から結婚後も、毎週実家で家族そろってご飯を食べるという習慣があります。台湾語(閩南語)でずっと話されると私は全く会話に入っていけません。

台湾に来て2年、中国語さえまだまだなのに台湾語(閩南語)なんて・・・

対処法は2つ

①もくもくと目の前の料理を食べる

②分からないけど笑顔で聞いてるふりする

 

(笑)

今となっては慣れましたし、分からないものはしょうがないと開き直ることさえ出来ます。でも最初の方は辛かった😢

 

気を遣わせてしまう

大勢で会話している中に一人台湾語(閩南語)が分からない日本人がいるとどうなるか。

みんなとても気を遣ってくれます・・・・

嬉しいのですが、これが毎回本当に申し訳ない💦

みんなで楽しそうに会話している途中、一人が「レンレンは台湾語(閩南語)分からないよ!みんな中国語で話そう?」と言い出します。

それでも、テンションが上がってくるとみんな台湾語(閩南語)が自然と出てきます。当たり前です、彼らにとってこれが母語なのだから。

そのたびにまた誰かが「レンレン分からないよ!会話に入れないよ!」と注意してくれます。

私は「気にしないで(^^)」と言いますが、心の中は申し訳なさと、会話に入れない悲しさで複雑です。

 

消極的になる

何度も何度も台湾語(閩南語)を話す彼らのなかで一人何を話しているか分からずポツーンとしていると、友人たちと旅行に行くとなった時や、一緒に食事をする時に少し身構えてしまいます。

”どうせ分からないし”、”どんな顔してその場にいればいいんだ”、“いやだなあー”

こんな負の感情が出てきました。

夫おべいちゃんに正直にこの気持ちを伝えたことがあります。

「何を話してるか分からない中にいるのがしんどい、突然泣き出してしまいそうでこわ

い、それなら一人で部屋に居た方がいい」

夫おべいちゃんは日本に行ったことがなく、自分以外が自分の理解出来ない言語で話している状況に身を置いたことがありません。それでも理解しようとしてくれて、寄り添ってくれます。

 

○良いところもあり!

中国語と台湾語(閩南語)の発音は全然違います。

例えば、

こんにちは 你好 中国語:ニーハオ 台湾語(閩南語):リーホー

ありがとう 謝謝 中国語:シェシェ 台湾語(閩南語):多謝ドウシャー

 

ただ、日本語と同じ発音のものもあります。

例えば、オートバイ、ライター、コンクリなどはそのまま通じます。

日本人が台湾語(閩南語)を少し話すだけで相手は喜んでくれます!

 

それに、北部は話せる人がどんどん減っているようですが、南部に住んでいる分、台湾語(閩南語)を聞く機会、学ぶ機会はたくさんあります。中国語に加えてゆくゆくは台湾語(閩南語)まで覚えられるかもしれません!

 

南部高雄に嫁いで言語面で大変なこともあるけど、その分台湾の深い文化や伝統を知ることが出来ます。いつか台湾語(閩南語)を使って会話出来るようになったらいいな☺

 

最後に夫が教えてくれた台湾語(閩南語)の曲を紹介して終わります!歌詞の中に”オートバイ”という言葉が出てきます!

 

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